その時はほとんど気づかなかったが、レミー・フラックスはこの恐ろしいプロセスの最中に3時間も裸でいた。ほんの数分ではあったが、彼女にとっては1時間近くの時間だった。 レミー・フラックスには別のことを考える時間が十分にあった。 レミィ・フラックスはアウターテントを閉め、足首を服のポケットに差し込んだ。あなたならできる、とレミー・フラックスは自分に言い聞かせた。 あなたは強くて、速いのよ レミィ・フラックスはこの後、数時間はヤリたくなかった。 レミー・フラックスが戦うことになった森には、虫があまりいなかった。 もちろん、レミー・フラックスは心配していなかった。 ヒアリ以外の虫はいなかった。 ヒアリは厄介な存在だったが...人それぞれだ。 でも、彼女にとっては、次の夜に戦いに行くよりも、楽しんだ方がいいんじゃないかな。レミー・フラックスは服を頭から下げて立ち上がった。 もちろん、彼女の胸は自転車のフレームを隠せるほどの高さではなかった。 レミー・フラックスは自転車のフレームをゆっくりと肩に下げ、遠くのヒアリの方に向けた。レミー・フラックスは自分に言い聞かせた。 君は良い戦士だ。 人生で一度だけ、君が勝つんだ。暗闇の中、キャンプは完全に静まり返っていた。ヒアリの遠吠えと、湿った草むらの中での関節の音だけが残っていた。